毎回、「楽しかった！」とご好評いただいている神山まるごと高専のオンライン宿題企画。この春も、実施することが決定しました。

気になる今回の宿題テーマはこちら！

今回の課題は、話題沸騰中の生成系AI「ChatGPT」を使ったお題です。

ちょっと小難しいですね。ChatGPTは、人工知能・AIです。これまでのAIと異なるのは、AIが自然に「会話」をする形式で、皆さんの問いに答えてくれること。これまで何か調べる時には、インターネットで「検索」していましたが、これからはChatGPTに「相談」するような未来が来るかもしれません。

3月に実施した全国ツアーの各会場では、「ChatGPTを聞いたことある人」を聞いたところ、各会場大体3割の人が手を挙げてくれた一方で、「使ったことある人？」と聞くと、なんと、保護者も含めて、多くて1~2名でした。

まだ触った事がない人は、今回この課題を通して、「新しいテクノロジーが出たら、まず使ってみる」という習慣の一歩にしてみてください。

「正解のない問い」に取り組む機会として、生かしてほしい

この問いを皆さんに考えてもらう前に、まずはChatGPTに聞いてみました。

現段階のAIでは、ここまで考えてくれることができるようです。

このテーマに向き合うにあたって皆さんには、
「今の日常をどうして変えたいか？どう変えたいか？」
をじっくり考えるところからスタートしてほしいなと思います。

その答えは、一人ひとり違う、まさに「正解のない問い」です。

自分自身が生活の中で改善したいと思うことについて考え、アイデアを出してみてください。もちろん、優秀なChatGPTの力を借りていただいて構いません。

この課題では、ChatGPTに関するリサーチから、自分の日常を振り返り、「こう変えたい！なぜなら…」と想像を膨らませ、それを500文字以内で表現する、その過程において、自己表現力や情報処理能力、独自性などが必要です。

新しいテクノロジーを使って、現状をどう改善するかを考え、技術を活用したアイデアを持っていることは、もしかしたら、ChatGPTの次にやってくる更なるテクノロジーを、味方につけることに繋げられるかもしれません。

その先で、入試さえも、チャンスに見据えてほしい

先日、本校公式HP上で、2023年度入試結果を公開しました。

上記のページにもある通り、入試では「求める学生像（アドミッションポリシー）」として示した、以下の5つを大切にしています。

①モノづくりに興味や関心がある人
②多様な価値観を受け入れ、自分の意見を伝えられる人
③情報を適切に処理する思考力がある人
④正解のない問いに対して、独自の解を出せる人
⑤必要な学習を続ける意欲があり、学んだことを活かせる人

このように、単に成績だけでなく、みなさんの興味や能力、価値観などを総合的に判断することで、マッチングを重視する入学試験を目指しています。

しかし、これらの5つの要素は、神山まるごと高専の入試だけでなく、これからの社会できっと必要な力だと考えています。

この宿題に取り組むことで、自分自身の問題解決能力を高めるだけでなく、自分は神山まるごと高専にマッチしているか（＝本当に行きたいか）を測るための自己分析にも繋げてもらえると嬉しいなと思います。

最後になりますが、実は、このnote記事は、7割ぐらいの文章をChatGPTが書きました。私たち神山まるごと高専も、このような新しいテクノロジーを取り入れながら、「人間の未来を変える学校」の実現に向けて、みなさんと一緒に成長していきたいなと思います。

皆さんのご応募をお待ちしております！

春休みの宿題へのエントリー方法

参加希望の方は下記の流れでご参加ください。

1．4月5日9:00以降に下記ボタンからエントリーください。

2．メールアドレスを登録すると「インタビューセッション開始のお知らせ」というメールが届きます。記載のURLからご自身の回答を提出ください。提出期限は5月7日21:00です。回答を入力したら、必ず「提出」ボタンを押してください。

3．5月8日9:00に相互評価をするためのURLがメールに届きます。5月14日21:00までに相互評価のコメントを記入ください。

4．5月中旬の講評発表をお待ちください。