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【春休みの宿題】全223作品の中からキラリと光る作品を紹介!振り返りトークライブも開催決定🎉

長期休み恒例の「宿題シリーズ」。今回は、なんと223作品も集まりました!これは過去最大の参加数です!ご応募いただいた皆さん、ありがとうございました。

また、スタッフが作品について講評するオンラインイベント「春休みの宿題講評トークライブ🎤」も実施が決まりました📣
本記事とあわせて、「モノを作る力で、コトを起こす人」を目指すヒントになればと思いますので、ぜひご参加ください。

【春休みの宿題講評トークライブ】
日時:2023年6月15日(木)19:30〜20:30
方法:オンライン配信
参加申込:コチラからお申し込みください。(公式LINE)

前回に続き毎回参加している方は、回を重ねるごとに文章力や創造性に磨きをかけてくる様子が見られ、「一緒に成長できる企画」を目指すスタッフ一同、非常に嬉しく思います。

改めて、今回のお題はこちら👇

【神山まるごと高専からの春の宿題】
「あなたは、ChatGPTを使って、15歳の日常をどう変えたいですか?理由も併せて500文字以内で答えてください。」

さて、このお題を考えるにあたって、皆さんはChatGPTにどれぐらい触れましたか?

ChatGPTについてリサーチするだけでなく、実際に自分で何度も使った上で取り組んだ方は、よりリアルで深い視点を得られていたようです。
また、課題中にある「15歳の日常」の捉え方にも、多様なアプローチがありました。学校の授業や宿題、家族や友達とのコミュニケーションに関するアイディアが非常に多くありました。

全ての作品をじっくりと見させていただき、その中で、キラリと光る作品を5つ紹介したいと思います。

より多くの人にとって今後の学びになるよう、Good(素晴らしい!良かった!)をお伝えした後に、Motto(もっと良くなりそう!)をお伝えします。

まず、やってみる!
リアルな体験談が、圧倒的な説得力をもたらした作品。

実際に体験して、初めて得られる気づきや感情があります。全作品の中で、実体験を交えて書かれた作文は、意外と多くなかったのが印象的でした。
まず紹介するのは、実際にChatGPTを繰り返し使い取り組んだことが感じられる2作品です。

ChatGPTの特性を理解した上で、自分の状況や目的に合わせて実際にゼロからモノを作り、コトを起こそうとした実体験を書くことで、説得力の高い文章になりました。
また、「図書館があったら良いな」という想いを起点にした行動力とスピード感にも驚かせられました。

もっと良くするとしたら、読み手視点を意識することでしょう。例えば、タイトルは読み手を惹きつける上で非常に重要です。「大人と渡り合える日常」というタイトルや最初の一行目は、どんな内容が続くのかが想像できず、読むことを諦めてしまう読み手もいるかもしれません。

内容が非常に面白いので、読み手を逃さないための構成や言葉選びを意識してみてください。

この作品も、実際に手を動かしながら試行錯誤した様子が分かり、リアルな「15歳の日常」が表現されています。

また、この作品にあるもう一つの魅力は、「読後感」の良さです。特に、後半部分では、個人の実体験から大切な要素を抽出し、他人と共有できるようにする(=抽象化)ことで、「自分も何かに挑戦してみよう」と前向きな気持ちにしてくれます。

もっと良い読後感を残すために、スラスラと読めるような文のリズムを意識してみてください。そのためには、言葉のダイエットが有効です。削れる言葉はないか、ストイックに見直してみてください。また、複数の文をつなげた長文よりも、短い文の方が読みやすいことがあります。

独自の想いや視点から発想し、共感を得る作品

文章のあらゆる所から、ういはさんの独自の想いや"好き"が感じられます。特に、「推しがいつ引退するかわからなくて不安」などは、本当に好きだからこそ気づける、一見知られていない切実な心理なのでしょう。

2つ目のアイディアも面白く、実際に、私たちスタッフが流行りのアイドルを例にChatGPTにコーディネート提案を試してみたところ、非常に面白い回答が得られました。

さらに上を目指すなら、個人の想いや"好き"を起点にしてるからこそ、最後は、他者である読み手にまで視野を広げると良いと思います。例えば「あなたも、ChatGPTで、推しに近づける日常を送りませんか?」で終えるなど、より共感を生む工夫をしてみてください。

この作品も、独自の視点があり、悲しいニュースを見た時のLilaxさん個人の感情が原点にあるからこそ、高い訴求力を持っています
そして、何よりも、最後の一文「ChatGPTは、決して見ぬふりはしません」が非常に印象的です。このように言い切ることは勇気もいりますが、読み手に強く訴える力を持ちます。

もっと良い作品にするためには、全ての文章で読み手を想定できているか、見直してみてください。例えば、ChatGPTの解説に充てられている文章は、読み手は既に知っていることだと考えられます。何を問われているか、何を求められているか、また、何を求められていないか、を考えることで、文章のレベルが一段とアップします。

光景が頭に浮かぶ、「15歳の日常」をリアルに表現した作品

ユニークな構成で、伝えたい光景がまるで映像のように頭に残ります。また、表現だけでなくアイディアも魅力的です。「平日の朝」という日常を、テクノロジーで面白く変えることができる、とワクワクしました。
また、ロゴや物語を作ることは、特にChatGPTの得意分野とも言われ、ChatGPTの特徴をしっかりと捉えているところも良かったです。

もっと良くするために、最後の一文をもう少し丁寧に書いてみましょう。本当に「時間の節約」のためにChatGPTを使いたいのか、前半との繋がりを意識してみてください。

ChatGPTを使い続け、創造的な日常を。

いかがでしたでしょうか?自分の作品を読み返して、もっと良くできる部分はないか、改めて探してみてください。講評トークライブでは、さらに詳しいGood, Mottoや、魅力的な文章の書き方についても触れながら語ります!

【春休みの宿題講評トークライブ】
日時:2023年6月15日(木)19:30〜20:30
方法:オンライン配信
参加申込:コチラからお申し込みください。(公式LINE)

神山まるごと高専では、全学生・教員にChatGPTの有償ライセンスを付与しました。(詳細はこちら
早速、授業中や課外活動のブレスト、プロトタイプ制作でChatGPTを活用している学生が見られます。

皆さんも、日々の中でChatGPTを使い続け、自分なりの使い方を見つけてください。今よりもさらに創造的な日常を送れるはずです。


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